市民後見センターはままつ

10月21日（水）、3回目の養成講座が開かれました。

室内にこもるにはもったいないような好天でしたが、参加された講師と受講生のおかげで、充実した講座となりました。




今回は午前中は弁護士　吉田陵平氏による「家族法・相続・財産法」でした。
民法という少々難しいテーマだけに、最初は皆さんもとまどいが感じられましたが、吉田先生の分かりやすい例を交えての説明に時折笑いもでてくるようになりました。

午後は市役所の方の出前講座ということで「介護保険制度」や「生活保護」などについてお話を伺いました。

介護保険は後見人だけでなく当事者としても気になることでもあり、参加者も熱心に聞いていらっしゃいました。

「生活保護」についても、実際の申請書なども見せていただき、具体的に申請の状況をお聞きしました。

今は「貧困ビジネス」などという言葉もあるように、それを悪用しようという人もいますが、最後のセーフティーネットとしての生活保護の必要性も感じられました。市内中区だけでも約3000件の生活保護世帯があり、高齢者世帯を中心に数が伸びている現状が気がかりでした。

今回の3人の講師の方々は、とても説明がお上手で分かりやすく説明して頂けてとても助かりました。






次回は11月28日（水）です。