市民後見センターはままつ

令和4年1月21日、「成年後見制度に関するミニセミナー＆相談会」を開催しました。日時、会場、テーマを替えて三回行う企画の最終回です。新型コロナウィルスまん延防止重点措置が適用される前ではありましたが、十分な対策を講じて開催致しました。今回は天竜会場（天竜壬生ホール、第1会議室）でした。初めての天竜区での開催ですが、12名の方が出席されました。成年後見制度に詳しい山本幸則氏に講師になっていただき、「元気なうちに活用する！～成年後見～」をテーマにお話をしていただいた後、前もって募っておいた相談希望者3組の方々のお困りごとの相談に応じさせていただきました。山本先生は、成年後見制度に非常に造詣が深い方で、昨夏の相談員養成講座でも講義をしていただきました。非常にわかりやすく実務にも役立つ内容のお話をしてくださいました。これは受講生以外にもぜひ講義を聞いていただきたいという意見が多数出たため、今回の講師をお願い致しました。今回、講義後に相談会があるので、1時間という限られた時間ではありましたが、成年後見制度についてよく知らない方にも理解しやすく講義してくださいました。今後、皆様にも受講していただける場を設けることもあろうかと思います。その時は奮ってご参加ください。
講義後の相談会では、これまでと同様に相談員養成講座修了者と相談員経験者の会員が複数で相談者のお困りごとをお伺い致しました。講座終了生の皆さんも、すっかり一人前の相談員として活躍されていました。
ご相談の内容は、やはり「親なきあと」と「自分のこれから」に関することがほとんどでした。これからも積極的にかかわっていくべき問題であることを強く感じました。
新型コロナウィルス問題に左右されるかとは思いますが、今後も新しい企画を考えてまいりますのでよろしくお願い申し上げます。