市民後見センターはままつ

11月18日（金）、25日（金）の二日間、クリエート浜松・特別会議室において、「『親なきあと』に備える講座」（ゆうちょ財団助成事業）を開催しました。おかげ様で、両日とも募集定員を超すお申込みを頂きました。18日は午前の講師に司法書士の山本幸則氏を、午後は浜松公証人合同役場で公証人をされている伊藤秀道氏をお招き致しました。25日は午前に浜松市障がい者基幹相談支援センターの雨宮寛所長と大軒優一氏を、午後には社会保険労務士の鈴木絵里氏に講師をしていただきました。各講師とも、「親なきあと」に備えるべきことを、それぞれのお立場から、熱心に講義してくださいました。アンケートを見ましても大変良い印象を持っていただけたことがうかがえました。各講義終了後は、個人的に質問を希望される方が列をなしておりました。その光景を見て、皆様が必要とするテーマであったのだと再確認させていただきました。今後も当NPOとして「親なきあと」問題に取り組んでいく必要性を強く感じました。また25日には、当NPOの理事長津田理加による成年後見制度が持つデメリットについての講義もさせていただきました。他では、あまり扱わないテーマですので、皆様のご参考になったものと思います。
講義終了後、両日とも事前予約による個別相談会を行いました。障がい児・者のご親族の深刻なお悩みに直面し、そのお困りごとに対して支援の手を差し伸べることができるNPOであり続けたいと感じました。当NPOは今後も、必要としてくださる皆様の支援をしていくNPOでありたいと考えております。そして、より大きな支援ができるような存在を目指す所存でおります。どうぞ、皆様のご協力をお願い致します。
※各講義のテーマに関しましては、以前の記事で掲載したチラシをご参照ください。