市民後見センターはままつ

9月27日に、「親なきあと」相談室を主宰されている、行政書士の渡部伸先生をお迎えして、成年後見制度啓発講演会を開催いたしました。70名を超えるお客様にお越しいただき、改めて「親なきあと」の関心が高いこと・必要とされている方が多いことを実感しました。




「親なきあと」の課題は3つあり
①　お金で困らないための準備をどうするか
②　生活の場をどこに確保するか
③　日常生活のフォロー　困った時の支援はどうするか
について、お話をしてくださいました。




講演会で渡部先生が一番お話しされたかったことは、『「親自信が社会と繋がりをもつこと」障害者の集まりだけでなく、趣味のサークルやボランティア活動などにも参加し、繋がりを多く作ること。社会との接点が多いほど、困った時に気づいてもらいやすい。いざというときの、セーフティネットになる。地域と繋がることは、お金よりも大事なこと。』




知的障害のあるお子さんのお父さんでもある先生のお話は、とても説得力がありました。参加された方からも、「心温まる、良い講演でした」という感想を沢山いただきました。

また、参加していただいた方の心に残る講演会やセミナーを企画していきたいと思います。