市民後見センターはままつ

3月11日、浜北文化センターにおいて「2023年　市民のための成年後見知っとく講座」の3回目を開催いたしました。最終日も30名近く、幅広い世代の方にご参加いただきました。



午前は、税理士の久留島勝則氏による「相続と相続税の基本」、一般社団法人信託協会の藤田敏夫氏による「信託の仕組み」、午後は、プルデンシャル生命保険の結城正人氏による「生命保険信託」、当法人副理事長で看護師の鎌江房子氏による「法定後見申立てから終了までの実際」と盛り沢山の内容でした。



相続・贈与税の基本や相続税の算出方法、信託の基本的な仕組みや特定贈与信託（特別・特定障がい者に対する贈与税の非課税措置）、生命保険信託で想いをかなえる仕組み、法定後見の申立てから終了までの実務の実際について等、非常に多くのことを学びました。
講座終了後の休憩時間に、講師の前に質問の行列ができた光景が印象的でした。




参加者のアンケートから「いろいろと自分の家族・親族に対する対応を考えさせられた3日間でした」「特定贈与信託を考えていたので良かったです」「どんな支援にしても現場で働いていた縁があった、関わったことのある方の話はリアルであり現状の課題なのだと思った」等、沢山のご感想をいただきました。




当法人では、皆様から寄せられたご感想を基に、これからも「成年後見制度」を中心としたその周辺知識について、市民の皆様のお役に立つ情報を提供して参りたいと思います。